19-69 – Chronic Scented candle
2017年創業の19-69(Nineteen Sixty Nine)のキャンドルをご紹介。
ブランドコンセプトである「Bottling Counterculture」とは、60年代のカウンターカルチャーをベースコンセプトに、情熱的な感性が込められたキャンドルとオードパルファムの香りは、一つ一つが物語性を持ち、感覚的な記憶を呼び起こします。
例えばマイルドなカナビスとスミレの葉を煎じた香水 Purple Haze は、伝説的なウッドストック フェスティバルの匂いと雰囲気からヒントを得て作られていたり、ユーカリ、パチョリ、ピメントの香りがする Female Christ は、1969 年にコペンハーゲンで物議を醸した Lene Adler Petersen のパフォーマンスにオマージュを捧げているのだそうです。
その中で今回取り上げさせていただくのは、ビター グレープフルーツ、カンナビス アコード、モスの香りを纏ったChronicキャンドルでございます。


いかがでしょう。透き通ったグリーンのキャンドルホルダーはカンナビスと柑橘類の水々しさを想起させ、ブランドロゴのフォントも計算し尽くされたデザインとなっております。

説明にあるとおり、Chronicと言う名称はカリフォルニア州ロサンゼルス生まれのラッパー/プロデューサーであるDr.DreのFirst albumに由来し、彼の地の医療用大麻解禁を祝い、60年代から続くヒッピームーブメントに捧げるブランドのポリシーとも合致しております。

ビターな柑橘系の香りから始まり、ミディアムノートではアンバー、カンナビスが香ります。
ベースにはモスやカシミアウッド、パチョリやベチバーなどのウッディな香りを感じさせる配合となっておるようです。
同名のオードパルファムもあり、またその他のラインナップも他ブランドとは一味も二味も違った香りづけとなっております。
キャンドル男子だけでなく、アートやデザイン、ストリートカルチャーやカウンターカルチャー・ムーブメントに興味がある方にもお勧めのキャンドルでございます。
ぜひ手に取って香りをお楽しみくださいませ。